倚松庵(茶室)

倚松庵は昭和10年、岐阜県の陶芸家 大野純阿ら当時の実業家の寄進により、総監修を益田鈍翁、設計を高橋箒庵義雄によって大本山總持寺の池泉回遊式庭園、紫雲庭の一隅に建立された茶室です。

建立の経緯については待合につるされた「感恩鐘」に高橋箒庵のほか、仰木魯堂、畠山即翁、千宗室など90余名の名が誌されており、「昭和の名席」として横浜市でも数少ない茶室のひとつです。

平成8年11月5日に横浜市文化財に指定されたが、損傷が著しかったために、横浜市の援助と指導を受け解体修理され、平成10年12月に竣工しました。

利用目的

主として茶会などにご利用いただけます。

ご利用できる施設

  • 茶室(3畳台目)広間(8畳)次の間(4畳)水屋(6畳)
  • 紫雲臺(松・雁の間など)は待合多数の時や控室などにご利用いただけます。

〈倚松庵の見取り図〉

受付時間

午前9時から午後4時まで。
總持寺の行持等により、受け付けできない日がありますのでご注意ください。

【お問い合わせ】
大本山總持寺総受付
電話:045-581-6021

  • 利用日より1ヶ月以上前にお申込みください。
  • 使用目的、内容が確認できる計画書等の資料を添えて、所定の「使用申込み書」にご記入の上お申込みください。
  • 尚、内容が不明瞭な場合許可できない場合もありますので事前に必ず打合せをしてください。その場合必ず、利用責任者(利用当日出席される方)がお越しください。
  • 申し込み受付後、承諾の場合は「使用許可書」を郵送いたしますので当日ご持参ください。