宝蔵館「嫡々庵」(旧、宝物殿)は昭和49年(1974)に總持寺開山瑩山禅師650回大遠忌の記念事業として建立され、同51年(1976)より總持寺所蔵の文化財を一般公開しています。
収蔵資料は絵画・彫刻・工芸・書跡・古文書と多岐にわたり、重要文化財5件・横浜市指定文化財5件をはじめ、宗教的・美術的・学術的に重要なものが多く含まれています。その中から約50点を常時展示し、約3か月に1度展示替えを行っています。
ごあいさつ
秋深きこの頃、達磨忌・御両尊御正忌会・御移転記念行持・太祖降誕会・臘八摂心会そして成道会などさまざまな行持が続きます。仏教の広がりや宗門の伝統を振り返るのにふさわしい季節の訪れとも言えるでしょう。
そこで宝蔵館では、釈尊から始まる禅の道筋を辿ってみることといたしました。いつもながらの小規模の展示ですが、珍しい資料も出ております。エントランスホールに併設の小さな展示「雪月花」も是非お楽しみください。では、皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。
令和5年9月
大本山總持寺 宝蔵館
令和5年度秋季展示

開催期間 | 令和5年10月1日(日)~12月13日(水) |
開館時間 | 10時~16時30分(16時まで受付) |
【休館日】
毎週木曜・金曜は休館です。ただし祝日及び本山行持の日は開館いたします。
10月9日(スポーツの日)
10月12日・13日(本山行持)
11月3日(文化の日)
11月23日(勤労感謝の日)
【来場者プレゼント】
福島久幸筆 紫紙金泥般若心経
【観覧料】
一般:300円
団体料金あり(事前にご連絡ください)
中学生・高校生・大学生:200円
小学生以下・本山参宿の方は無料(總持学園の学生・教職員は無料)
【ギャラリートーク】
11月25日(土)「写経管見」
14時より約20分(事前予約不要)
併設 小さな展示(宝蔵館エントランスホール)
雪月花
虫の声が高く響くこの頃、
木々はさまざまに色づき、
空の深さもひとしお。
古くから私たちの国では、
四季折々の魅力を、
雪と月と花とで語ってきました。
この小さな展示では、
季節の風物を取り入れた、
親しみやすい絵や器が並びます。
*展示充実のために、本山有縁の方々から所蔵品をお借りしました。ご協力を感謝いたします。

図録『曹洞宗大本山總持寺名宝100選』

発行日:平成23年4月1日
発行:大本山總持寺
編集:大本山總持寺
鶴見大学仏教文化研究所
神奈川県立歴史博物館
A4判 160ページ
掲載資料写真カラー・解説付き
論考4点
価格:2,000円
販売場所:大本山總持寺香積台売店
大本山總持寺宝蔵館「嫡々庵」(但し、開館中のみ)
嫡々庵の施設情報
開館日
- 展示期間中の月~水曜日・土曜日・日曜日・祝日
- 行持中
- 正月(1月1日~3日)
- 御授戒会(4月10日~16日)
- 御征忌会(10月12日~15日)
休館日
- 木曜日・金曜日(祝日は除く)
- 展示準備期間(展示終了の翌日から次期展示開始の前日まで)
- 年末休館(12月24日~31日)
開館時間
午前10時~午後4時半まで(受付は4時まで)
拝観料
一般:300円
学生:200円
団体:200円(20名以上)
【お問い合わせ】
電話:045-581-6065(直通)/045-581-6021(総受付)