令和2年7月
坐禅は是れ
己を明らむるなり
己を明らむるなり
令和2年6月
山に逢っては山に棲み、
水に逢っては水に棲む。
臥するには臥し、起きるには起きる
水に逢っては水に棲む。
臥するには臥し、起きるには起きる
令和2年5月
常に大慈大悲に住して、
坐禅無量の功徳、
一切衆生に回向せよ
坐禅無量の功徳、
一切衆生に回向せよ
令和2年4月
若し真師に逢て参徹せずんば、
今日如何が祖師の正法眼蔵を
開明することあらん。
今日如何が祖師の正法眼蔵を
開明することあらん。
令和2年3月
身命を管せずと雖も、
衣足らず食足らず睡眠足らず、
是を三不足と名づく、皆、退墮の因縁なり。
衣足らず食足らず睡眠足らず、
是を三不足と名づく、皆、退墮の因縁なり。
令和2年2月
光陰惜しむべし。
時は人を待たず。
一朝眼光落地を待つこと莫れ。
時は人を待たず。
一朝眼光落地を待つこと莫れ。
令和2年1月
道業未だ成ぜず
身命保ち難し
何ぞ後日を期せん
身命保ち難し
何ぞ後日を期せん
令和元年12月
多聞を好むこと勿れ。
直に勇猛精進すべし。
直に勇猛精進すべし。
令和元年11月
種々の奇特、種々の異相、
悉く是れ念息不調の病なり
悉く是れ念息不調の病なり
令和元年10月
参禅は道心ある 是れ初めなり。
道心なからん類、所解を保持せず。
道心なからん類、所解を保持せず。
令和元年9月
徒らに 他人門上の霜のみ管して、
自己屋裡の宝を忘るること勿れ
自己屋裡の宝を忘るること勿れ
令和元年8月
一器の水を一器に伝うるが如し。
少しも遺漏なし。
少しも遺漏なし。