平成30年7月
設い釈迦老子出世し、達磨大師現在すとも、
人人他に力を仮るべからず。
唯自肯自証して少分相応あり。
人人他に力を仮るべからず。
唯自肯自証して少分相応あり。
平成30年6月
但自己最初の発心を顧みて、
自ら是処をかへりみ、
又不是処をかへりみよ
自ら是処をかへりみ、
又不是処をかへりみよ
平成30年5月
坐禅は戒定慧に
干るに非ざれども、
而も此の三学を兼ねたり
干るに非ざれども、
而も此の三学を兼ねたり
平成30年4月
仏の言く
篤信の檀那 之を得る時
仏法 断絶せず
篤信の檀那 之を得る時
仏法 断絶せず
平成30年3月
雨曼陀羅華 散仏及大衆
─曼陀羅華を雨らして
仏及び大衆に散ず─
─曼陀羅華を雨らして
仏及び大衆に散ず─
平成30年2月
佛来るも驚かず 魔来るも厭わず
山に逢っては山に棲み
水に逢っては水に棲む
山に逢っては山に棲み
水に逢っては水に棲む
平成30年1月
縦使、難値難遇の事有るとも、
必ず和合和睦の思いを生ずべし
必ず和合和睦の思いを生ずべし
平成29年12月
聖を去ること時遠く、道業未だ成ぜず。
身命保ち難し何ぞ後日を期せん。
身命保ち難し何ぞ後日を期せん。
平成29年11月
鷺鶿雪に立つ 同色にあらず
明月蘆花 他に似ず
明月蘆花 他に似ず
平成29年10月
無常を観ずることを忘るべからず、
これ探道の心を励ますなり
これ探道の心を励ますなり
平成29年9月
万縁を屏息し、
すべからく一大事因縁を窮明すべし。
文字言句に著することなかれ
すべからく一大事因縁を窮明すべし。
文字言句に著することなかれ
平成29年8月
仏語を見るや、仏身をみるなり。
仏身を見るは、仏舌を証するなり。
仏身を見るは、仏舌を証するなり。